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トリプルキャリアWi-Fi(SIM)とは?のメリットと選び方のポイントを解説

2025-5-29

トリプルキャリアWi-Fiは、クラウドSIMという技術を活用し、1つの端末で大手3キャリアの通信キャリアを利用できる特長を持つモバイルWi-Fiサービスです。

 

複数のキャリアを利用できるため、特定のキャリアがエリアの電波状況や通信障害などによってインターネットに接続できない場合にキャリアを切り替えられることから、冗長性に優れ、業務用途で使用するインターネット回線やBCP対策として用いやすいモバイル通信サービスとなっています。

 

この記事では、トリプルキャリアWi-Fiのメリットや選び方のポイントについて解説します。

 

トリプルキャリアWi-Fi(SIM)の仕組み

トリプルキャリアWi-Fiは、クラウドSIMテクノロジーを活用したサービスです。クラウドSIMとは、物理的なSIMカードを使用せずに、クラウド上で各通信キャリアのSIM情報を管理し、必要に応じて端末に割り当てる技術です。

 

クラウドSIMに対応したモバイルWi-Fiルーター等の端末には、現在地や電波状況などを元に、最適なキャリアが割り当てられ、インターネット通信が可能となります。

 

これにより、ユーザーは1台の端末で複数のキャリアを利用することができます。

 

通常、接続先のキャリアは自動的に選択されるため、ユーザー側で任意のキャリアを選択することはできないサービスが一般的です。

通常のWi-Fiと何が違うのか?

通常のWi-Fiとは異なり、トリプルキャリアWi-Fiは複数の通信キャリアを利用できるため、一つの回線に依存しません。

通常のWi-Fiでは、特定のキャリアの回線に接続しているため、利用中のキャリアで通信障害が発生した場合や、電波が届かないエリアに入った場合、インターネット接続に影響が出てしまいます。

 

一方、トリプルキャリアWi-Fiは、複数のキャリアの回線を利用することができるため、仮に利用中のキャリアに障害が発生したり、電波が届かないエリアに入った場合、他のキャリアの回線を使用して通信を続けることが可能です。

インターネット接続の冗長性が高まるという特長を有します。

トリプルキャリアWi-Fi(SIM)のメリット

トリプルキャリアWi-Fiの主なメリットは以下のとおりです。

 

安定した通信環境の確保

シングルキャリアのモバイルWi-Fiを使用している場合、エリアによっては電波が弱く、安定したインターネット接続ができないことがあります。

 

クラウドSIMは1台の端末で複数の通信キャリアを利用することができるため、仮に一つのキャリアに接続できなかったとしても他のキャリアに切り替えることができ、通信が途絶えるリスクを低減できます。

 

有事の際のBCP対策になる

トリプルキャリアWi-Fiは、インターネット接続の冗長性を高めるため、有事の際のBCP(事業継続計画)対策として非常に有用です。

災害やシステム障害によって使用中のインターネット回線で通信が途切れてしまった場合、特にビジネスの現場では影響度が大きいことが想定され、トリプルキャリアによる冗長化がリスクの低減に役立ちます。

 

海外でも使える

トリプルキャリアWi-Fiは、海外旅行や海外出張の際にも非常に便利です。クラウドSIMを活用した多くのトリプルキャリアWi-Fiサービスでは、海外でも利用可能です。

海外で利用する際の事前申し込みの有無や料金、利用可能国はサービス提供事業者によっても異なりますが、端末を変更することなく海外で電源を入れるだけで利用できるのが一般的です。

トリプルキャリアWi-Fi(SIM)の利用シーン

トリプルキャリアWi-Fiの利用シーンは、多岐にわたります。特に通信の安定性や信頼性が求められる環境において、その特長を最大限に活かすことができます。以下に具体的な利用シーンをご紹介します。

 

インターネットが繋がりにくいエリアでの利用

インターネットが繋がりにくいエリアでは、トリプルキャリアWi-Fiが有効となる可能性が高いです。

各キャリアで保有する基地局の数は異なっており、特に、山間部や田舎の地域などは、各通信キャリアの電波状況が異なりやすいエリアです。

仮に利用中のキャリアでインターネット接続ができない場合でも、他のキャリアの電波を利用することで、インターネット接続の安定性を保つことができます。

 

業務用途の回線での利用

インターネット接続が必要な業務用途では、トリプルキャリアWi-Fiが非常に有効です。

例えば、小売店や飲食店において、POSレジがインターネットに繋がらないと、レジが動作しなくなり、売上の管理や在庫の確認ができなくなってしまいます。

また、決済端末でインターネット接続ができずに決済できなくなると、自社のみならずお客様にも迷惑をかけてしまうような影響も想定され、万一の事態が発生した際の影響を低減するという観点で、トリプルキャリアWi-Fiをレジ用の回線として使うのは有効な手段と言えます。

 

その他、建設現場などの一時的な仮設の事務所でも、トリプルキャリアWi-Fiは大変有用です。

住所が決まっていなかったり、物理的な要因で固定回線を引くのが難しい場所でも、工事不要で手軽にインターネット環境を整えることができます。

建設現場では、クラウドサービスを利用して設計図や報告書などのデータをリアルタイムで共有したり、現場の状況報告や指示伝達を目的とした電子メールの利用など、多様な用途でインターネットを利用するため、手軽に安定性の高いインターネット接続を実現するトリプルキャリアWi-Fiはおすすめの通信手段となっています。

 

現場事務所におけるインターネット環境の構築については、以下の記事もご参考ください。

 

【参考】現場事務所でインターネット(Wi-Fi)を使うおすすめの方法を解説

 

BCP対策が必要な回線での利用

事業継続計画(BCP)対策が必要な場合にも、トリプルキャリアWi-Fiは強力な打ち手となります。

BCP対策の方法として、電源対策やデータのバックアップ対策等が例としてよく挙げられますが、災害や突発的な通信障害でインターネット接続が断たれると、業務停止や情報共有の遅延、顧客対応の不能など深刻な影響が生じるリスクがあります。

 

インターネット接続についても万一の事態に備えた対策は重要であり、トリプルキャリアWi-Fiなどを活用し、通信の多重化や代替手段を確保することで、事業継続性と信頼性を高めることができます。

トリプルキャリアWi-Fi(SIM)のデメリット・注意点

トリプルキャリアWi-Fiにもいくつかのデメリットや注意点があります。これらの点を理解した上で利用を考えることが重要です。

 

通信速度制限がかかる場合がある

トリプルキャリアWi-Fiは、一定のデータ量を超えると通信速度制限がかかることがあります。これは、多くのユーザーが一斉に大量のデータを使用する場合にネットワークの負荷を軽減するための措置です。特に、動画のストリーミングやオンラインゲームのような大容量のデータ通信が必要なアクティビティを頻繁に行う場合、速度制限の影響を受ける可能性があります。

 

また、速度制限の詳細はサービス提供事業者や、契約内容によって異なります。一部のプランでは、1日あたり、月あたり、あるいは特定の期間ごとに設定されたデータ通信量を超えると、通常の通信速度から低速に切り替わります。このため、自分の使用状況を予め把握し、その使用量に対応したデータプランを選択することが重要です。

 

回線を自由に選ぶことができない場合がある

トリプルキャリアWi-Fi(SIM)は複数のキャリアの回線を利用して安定した接続を提供しますが、必ずしも利用者が好きな回線を自由に選べるわけではありません。一般的には、接続するエリアや電波状況に応じて最適な回線を自動的に選択する仕組みが導入されており、利用者が手動でキャリアを選ぶことはできない設定になっています。

トリプルキャリアWi-Fiを選ぶポイント

トリプルキャリアWi-Fiを選ぶ際には、いくつか重要なポイントを考慮する必要があり、例として以下のような項目が挙げられます。

 

  • ・データ容量と月額料金
  • ・端末の種類
  • ・サポート体制
  • ・プランの柔軟性・豊富さ

 

これらを総合的に評価することで、自社の利用シーンやニーズに合った最適な選択ができます。

順に解説します。

 

データ容量と月額料金

トリプルキャリアWi-Fiを選ぶ際、データ容量と月額料金は重要なポイントです。通信容量が足りないと、いざという時に利用できない場合があります。例えば、大きなファイルのダウンロードやWeb会議などを頻繁に行う場合、大容量のデータプランが必要になります。

一方で、ライトユーザーであれば、月額料金を抑えつつ、低めのデータ容量のプランを選ぶことをおすすめします。同じ容量でも提供事業者ごとに料金設定が異なるため、最適な料金プランを選ぶようにしましょう。

 

端末の種類

トリプルキャリアWi-Fiは、可搬式のモバイルルータータイプを提供する事業者が多いですが、有線LANの接続が可能なものやVPNに対応したもの、接続台数が多いものなど、様々な機種があります。

サービス提供事業者に利用用途を伝えた上で、適した端末を選択できるようにしましょう。

 

サポート体制

トリプルキャリアWi-Fiを業務で利用する場合、トラブル発生時の迅速な対応が求められます。このため、サポート体制が充実しているかどうかが重要な選定ポイントの一つです。

特に、有人対応のサポートセンターが用意されていることが望ましいです。有人対応では、定型外の質問や複雑なケースにも、臨機応変に対応できるため、トラブルのスピーディな解決が期待できます。

 

また、サービス提供事業者によって、サポート対応時間や問い合わせの方法も異なるため、事前にチェックしておくことをおすすめします。

 

プランの柔軟性・豊富さ

トリプルキャリアWi-Fiを選ぶ際に注意すべきもう一つのポイントはプランの柔軟性・豊富さです。

例えば、短期のイベントでの利用では、解約の自由度が高いプランや、短期間契約が可能なプランが適しています。

また、一定期間利用しない時期が発生する場合は、休止期間中のコストを低減できるようなプランが望ましいです。

その他、法人での利用であれば、複数端末を導入することで費用を抑えたり、端末間で容量をシェアするようなプランを有しているかどうかも、選定において確認したいポイントになります。

 

自身の利用期間や利用スタイルに合わせて、最も柔軟に使えるプランを選ぶことが大切です。

 

NTTメディアサプライが提供するクラウドSIMサービス「DoRACOON」とは

NTTメディアサプライが提供するクラウドSIMサービス「DoRACOON」は、クラウドSIMテクノロジーを使ったモバイルWi-Fiサービスです。クラウドSIMサーバの運用やSIMの調達、端末の開発から販売まで、一気通貫で提供しています。

 

国内大手4キャリアに対応

DoRACOONはdocomo、Softbank、auに加え、楽天にも対応しています。このため、トリプルキャリアWi-Fiよりもさらに冗長性が高いサービスとなっています。

 

有人のサポートセンターを設置

DoRACOONでは、メールやWeb問い合わせフォームだけでなく、有人のサポートセンターを設置しており、以下のようなサポートを行っています。

 

●端末の使い方等について
各機種ごとの使い方についてのサポートを行います。セットアップや基本操作方法などについて、お客様の疑問にお答えします。

 

●不具合・故障について
お客様の申告内容に基づき、不具合発生要因の切り分けや、故障時の交換対応を行います。

 

●契約内容・料金関係について
料金プランの変更や契約内容の確認など、さまざまな質問にお答えします。

 

法人ニーズに応える多様なプランを提供

DoRACOONはマルチキャリアに対応するだけでなく、法人ニーズに応える様々なプランを提供しています。具体的には有線やVPNに対応した機種の取り扱いや、契約端末間で容量をシェアできるプラン、休止中の利用料を抑える休止プランなど、法人ニーズに対応する様々なプランを提供しています。

まとめ:トリプルキャリアWi-Fi(SIM)の利便性と選び方

トリプルキャリアWi-Fiは、クラウドSIMテクノロジーを活用したサービスで、複数のキャリアを利用することで、安定性の高いインターネット接続を実現するサービスです。特に、業務用途で利用するインターネット回線や、BCP対策として有効なサービスです。

 

トリプルキャリアWi-Fiを選ぶ際は、データ容量と月額料金、端末の種類やサポート面の充実度、利用用途に適したプランの有無を踏まえて選定することをおすすめします。

 

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