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【導入事例】PHSサービス終了・ビジネスフォンの更改に合わせ、内線スマホ(DoRACOON)を導入。折り返し電話や取次稼働を大幅に削減。将来は生産管理システムにも活用を期待

2021-11-30

導入構成

導入機器

jetfon S20i(16台)

利用用途

社内で使用していたPHSサービスの終了やビジネスフォンが保守限界を迎えたことをから、ビジネスフォンの更改を機に社外でも直接内線電話として発着信できる仕組みとして、jetfon S20iを活用した電話システムを導入。一部の社員はオフィス内でのみの「内線子機」利用を、社長や外出中の社員は屋外でもスマホを持ち歩き、オフィスとの分け隔てなく、外出先でも「内線子機」として活用。スマートフォン型の特徴を生かし、内蔵カメラでの撮影やデータの送受信も活用していく予定。

導入経緯

社内のビジネスフォンの老朽化・切り替えに合わせ、内線子機として利用可能な「DoRACOON」を導入。

 

ビジネスフォンの老朽化と、社内外の連絡に取次が必要であることに課題を感じていた中村製作所。そこで中村製作所では、内線子機として利用可能な「DoRACOON」を導入。この記事では中村製作所の稲名( いなな)様に、「DoRACOON」を選んだ理由や使用感などを伺いました。

ビジネスフォンの老朽化に際し、内線子機の仕組みを導入

──「DoRACOON」を導入したきっかけは何ですか?

稲名様:

これまで利用してきたPHSがサービスを終了するということ、また利用してきたビジネスフォンも保守限界を迎えていたことから、その更改に合わせて、社外でも内線電話を発着信できる仕組みを導入したいと思っていました。これまでは、かかってきた外線は社内にいる社員が取り、内容を聞いて社外にいる社員のPHSにかけるといった取次方法を採っていました。また、ビジネスフォンのベンダーと社員が持つPHSを提供している会社が別であったため、保守の観点から1社でまとめて見てくれる会社のほうがありがたいんです。保守も一元的にできて、かつ社員の電話取次の手間をなくし、直接かけたい相手に電話をかけられるようなシステム・会社を探していました。

──「DoRACOON」を選んでいただいた理由をお聞かせください。

 

稲名様:jetfon S20iは、スマートフォンを内線子機として持ち歩ける点が魅力的でした。「内線スマホ体験・体感キャンペーン」で端末料金が1台無料になった ことも、コスト面での後押しとなり、決め手のひとつでしたね。また、弊社は工場の中央に道路が通っているのですが、今の法律では道路をまたぐ電話線を引けないんです。今後の業務の電子化と併せて考えた場合、拠点間ネットワークと併用できるこのスマートフォン型「DoRACOON」は、拠点間の内線としても使えるためとても便利ですよね。

また、元々は他社の ビジネスフォンを使用していましたので、当初はその会社や、他社のサービスも検討していました。しかしNTT西日本ビジネスフロントさんにお話を伺ったところ、営業の方がしっかりと納得いくプレゼンテーションを行ってくれました。サービス内容も素晴らしく、「DoRACOON」の導入を決めました。

 

──「DoRACOON」は主に、誰がどのような用途で使われていますか?

稲名様:

屋外への持出し用4台の端末のうち3台は、社長と私、取引先へ伺う納品者で使っています。もう1台は、社員が外出する際の共有端末として使っていますね。用途としては取引先との連絡や社内の連絡が主ですが、どこにいても取次者を介さず、「DoRACOON」に直接着信させられるのが便利です。特に、内線番号で話したい相手に直接発信できるのが、非常に便利で重宝しています。

「伝言メモ」が不要に 業務全体がスムーズに回り効率化へ

──「DoRACOON」を使ってみて、ご感想はいかがですか?

稲名様:

これまでは取次者が「伝言メモ」を使って電話を取り次いでいましたが、その必要がなくなったのが大きいですね。会社にかかってきた電話が社外にいる社員宛てだった場合、これまでは取次者が一旦電話を切って伝言メモに残すか、改めて外出者に電話をかける必要がありました。また、運転中にかかってくる電話は車を停めて折り返しますが、会社の内線に直接かけ直せるわけではないので、結局「誰からの電話だったのか」が分からず終わってしまうこともありました。

「DoRACOON」なら、内線も外線も直接スマートフォンに着信させられるので、外にいても取次者を介さず電話がつながります。個人の携帯電話のような感覚で直接内線にかけたり、かかってきたりといったことが可能なので、使っていて非常に楽ですね。直接電話がつながるので、折り返しの電話をかけることや取次の電話を受けることも減りました。納品物の変更やトラブルがあった時も、タイムリーに対応ができるようになりとても助かっています。

取次が減った結果、お客様に対してすぐ対応できるようになったのも素晴らしい点です。取次者の負担も減っていると思いますし、結果として業務が全体的にスムーズになり、効率化につながっていると思います。

 

拠点間の内線や新システムの支えとしても活用

──今後、「DoRACOON」をどのように活用していきたいですか?

稲名様:

現在弊社では業務の電子化を目指し、生産管理のシステムを導入したところです。実際の業務にシステムを取り入れていく過程で、「DoRACOON」は拠点間の内線としても使えますし、品質管理の上で必要なカメラ撮影や、データのやり取りにも活用できそうです。こうした新システムを支える形で、データのやり取りも可能なスマートフォンタイプの「DoRACOON」は、活躍してくれるのではと期待しています。

 

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