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【導入事例】社内のあらゆる業務のデジタル化と効率化、コスト削減を実現。
クラウドSIMの特徴を活かして移動販売車での活用まで展開。

2022-1-13

社内のあらゆる業務のデジタル化と効率化、コスト削減を実現。クラウドSIMの特徴を活かして移動販売車での活用まで展開。

導入構成

導入機器 U3_DOR02:10台、YT60:1台、YT65:1台
利用用途 自社がフランチャイジーとして運営している外食店スタッフの勤怠管理のほか、日々の発注・棚卸しのデジタル化、オンラインミーティングなどの社内業務に活用。また、コロナ禍で始めた移動販売車やテイクアウト事業にも展開。
導入経緯 自社がフランチャイジーとして運営している外食店と、フランチャイザーである本部をつなぐインターネット回線の安定化のためDoRACOONを導入。

 

四国4県と広島、山口で飲食店を全109店舗運営している株式会社フジファミリーフーズは、各フランチャイザーとつなぐ新規インターネット回線が必要となり、通信状態が安定していてコストが抑えられるDoRACOONを導入しました。当初はスタッフの勤怠管理での利用を見込んでいたものの、今では社内業務の効率化や新事業の推進のためにDoRACOONをフル活用しています。今回は、同社店舗事業部販売促進課課長の松浦大樹(まつうら ひろき)様に、DoRACOONを選んだ理由や活用方法を伺いました。

フランチャイザーから求められた専用回線の接続

──「DoRACOON」を導入したきっかけは何ですか?

松浦様:弊社では全部で109店舗の飲食店を運営していますが、その一部が大手外食チェーンとフランチャイズ契約をしている店舗です。そのフランチャイザーの規約で、インターネット回線を専用の別回線にする必要があり、DoRACOONを導入することにしました。契約上すぐに切り替える必要のある店舗から変えていき、現状では8店舗でDoRACOONを利用しています。

安定した通信とコストが決め手となって導入

──「DoRACOON」を選んでいただいた理由をお聞かせください。

 

松浦様:いつも困っているときに相談しているNTT西日本の担当者から、DoRACOONを紹介していただきました。他社も検討していましたが、複数の店舗でつながらなかったんです。弊社本部の会議室もそうですが、店舗を運営している場所は郊外店舗が多く、インターネット環境が悪く、つながらないことがよくありました。

社内のあらゆる業務のデジタル化と効率化、コスト削減を実現。クラウドSIMの特徴を活かして移動販売車での活用まで展開。

そのため、快適につながることが最優先の条件でした。検証した結果、電波の安定性、コストが一番優れているのがDoRACOONだったので、導入を決めました。

社内業務の効率化とコスト削減を実現

──「DoRACOON」は主に、誰がどのような用途で使われていますか?

松浦様:元々は、フライチャイズ契約している店舗スタッフの勤怠管理や、グループウェアの操作を快適にするために導入したのが始まりです。一部の店舗で運用を行っているのですが、日々の発注や棚卸し業務にタブレットを活用することでデジタル化しました。今まで紙に記載してPCに転記していた棚卸し作業も、冷蔵庫内の在庫を見ながら入力できるので、大幅に業務を効率化できました。店によっては、1時間半も棚卸しの時間短縮ができたと聞いています。現在は、8店舗しか導入できていませんが、今後、タブレットを導入していく店舗には、どこにいても快適なネット環境が可能なDoRACOONを導入していく予定です。

このほか、今まで定期的に集まって行っていた会議が、コロナ禍でできなくなったことから、オンラインミーティングでも役立てています。弊社の会議室はインターネット環境が悪かったのですが、DoRACOONであればいつでもどこでもワイヤレスでPCにつなぐことができるので、当たり前のように会議ができるようになりました。

また、今まではお店の新メニュー作りのトレーニングを、担当者が各店舗に実際に行って実施していましたが、これをeラーニングに切り替えています。作り方の実演を動画で撮り、本部でテロップを入れてYouTubeにあげ、お店にはそのURLを伝えることで集合教育に使ってもらっています。評判もよく、わざわざ集まる時間や経費も削減できました。

飲食店のスタッフは、生産性向上のためにデスクワークを短縮化することが課題なのですが、DoRACOONのおかげで成果が出てきています。当たり前のことが普通にできていることに、スタッフも満足しているようです。

新たなビジネスにも積極的に活用

──ほかにはどのような使い方をされていますか?

松浦様:コロナの影響もあって、フランチャイズ契約をしているお店が移動販売車を実施することになり、キャッシュレス決済に対応するPOSを導入しました。山奥や田舎にも行くので、そのときの通信状態が不安でしたが、DoRACOONはクラウドSIMを使っていて、状況に合わせて快適なキャリアを選択するので、全く心配なく展開できています

また、コロナ禍で始めたテイクアウト事業も拡大しています。スーパーフジなど大型商業施設に入っている店舗は、他店舗が多く使っていることもあって無線LANを使いづらく、DoRACOONで接続して運用しています。今のところ支障はなく、スムーズに事業を展開できています。

新ビジネス拡大や安全確認にも活用したい

──今後、「DoRACOON」をどのように活用していきたいですか?

松浦様:DoRACOONなら、いつでもどこでも快適な通信環境を確保できるので、移動販売などの展開にも積極的に活用していきたいと思いますし、業務のデジタル化を全社的に行えるとより生産性が向上するので、うまくDoRACOONを展開できたらと考えています。弊社が店舗を構える地域は南海トラフ地震の影響を受ける可能性もあるので、DoRACOONがあれば、何かあったときに本部が主体となって、安全点検などの情報共有がしやすいのかなという期待もあります。

 

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