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サイネージとは?導入のメリットから具体的な活用方法まで徹底解説

2024-12-20

現代の情報発信ツールとして注目を集める「デジタルサイネージ」は静止画や動画を効果的に活用し、広告や案内表示、空間演出など、幅広い用途で利用されています。

 

本記事では、サイネージの基本的な仕組みや導入のメリット、活用方法に加え、通信環境を整えるためのおすすめサービスについて詳しく解説します。

INDEX

サイネージとは

サイネージとは、電子ディスプレイを使って情報を視覚的に伝えるためのシステムです。

 

動画や画像、テキストといったデジタルコンテンツを表示できるため、従来の印刷物では実現が難しかった、動きのあるインタラクティブな表現が可能です。

 

サイネージは、テレビのように常に新しいコンテンツが流れるわけではなく、設定した同じコンテンツが繰り返し表示されるしくみになっており、情報の効果的な伝達とリアルタイムでの更新が可能です。

 

そのため、動画コンテンツとして広告や情報提供のツールとして、さまざまな分野で活用が広がっています。

サイネージを導入するメリット

サイネージを導入することにより、以下のような効果を期待できます。

静止画や動画を効果的に表示できる

サイネージは、静止画を切り替えたり動画を再生したりすることができます。特に動画コンテンツは人々の注意を引きやすく、商品の魅力やイベントの詳細をより効果的に伝えることが可能です。

 

動的コンテンツを活用して人々の目を引き、情報を効果的に伝えることで視覚的な訴求力がさらに高まります。動画では、静止画では伝えきれないストーリーテリングや情報の鮮明な伝達を実現できます。

 

また、音声による理解度や認知度の向上も望めます。

必要としていない人にも自然に情報を届けられる

一般的なデジタルコンテンツは「情報を探しに来た人」に向けて提供されることが多いため、興味のない人には届きにくい傾向があります。

 

一方で、サイネージは自然に視線を集めやすい仕組みをもち、多くの人の目に留まりやすいため、新しい顧客や潜在的な興味を引き出すきっかけとなります。

商品やサービスの紹介、など情報を魅力的に表現する手段として効果的でブランドの露出度向上や購買意欲の喚起などマーケティングに貢献できます。

遠隔から情報更新できコスト削減にも貢献

静止画や動画、音声やテキストといった様々な形式のコンテンツを柔軟に組み合わせられる点も特徴です。

 

ネットワーク接続タイプはリモートで更新が可能でサイネージのコンテンツ情報を迅速かつ簡単に更新できるため、印刷物を配布する手間や時間が不要になります。

 

これにより、オンラインでタイムリーな情報発信・変更作業が可能になり、さらにポスターの張替えや印刷などの物理的手間と時間にかかるコストを削減できます。

PCやスマートフォンを持たない人への情報発信が可能

サイネージは社内用の電子掲示板としても活用できます。PCをもたない作業員やパートタイマーに対しても情報を発信できるため、情報の伝達漏れを防ぎ、従業員間の情報格差を縮小する効果があります。

サイネージの主な用途

サイネージは情報伝達や広告媒体として幅広い分野で利用されています。主な用途は以下の5つに分類できます。

広告

広告主から広告費を受け取り、サイネージを使って広告を配信する用途です。広告枠の販売やデータ入稿、配信証明などの専門的な管理業務が必要な場合が多く、広告会社と連携して運用するケースが一般的です。

 

<活用例>

  • ・電車内ドア上ディスプレイ
  • ・駅通路の柱巻き広告
  • ・ビル外壁の大型ビジョン

販売促進

小売店や飲食店が、自社の商品やサービスを効果的に紹介するために活用します。サイネージを使うことで売上や集客の向上が期待できます。

 

<活用例>

  • ・商業施設内での店舗紹介
  • ・飲食店でのおすすめメニュー表示
  • ・メニューの多言語対応による利便性向上

 

情報提供

地図や交通案内など、公共性の高い情報を提供する用途です。自治体や公共交通機関などが主に設置し、タッチパネル対応の機能を備えることで、利用者がインタラクティブに情報を取得できる場合もあります。

 

<活用例>

  • ・公共交通機関での地図や時刻表の表示
  • ・バスや鉄道の接近情報の案内
  • ・自治体窓口の案内や多言語対応

空間演出

単なる情報提供や広告表示の枠を越え、空間の価値を高めるためにサイネージを活用します。デザイン性やアート性を持たせることで、利用者に特別な体験を提供できます。

 

<活用例>

  • ・ブランドの世界観を伝える映像の放映
  • ・リラクゼーション用の映像の表示
  • ・季節やイベントに合わせたコンテンツ演出

社内連絡

サイネージを活用した社内掲示板は、コンテンツが繰り返し表示されるため、メールやグループウェアでの一斉通知よりも視認性が高く、印象に残りやすいのが特徴です。これにより、情報の伝達力が向上し、社内コミュニケーションの活性化にもつながります。

 

<活用例>

  • ・作業予定表やシフトの変更情報の掲示
  • ・年末調整提出のリマインダー表示
  • ・会社の方針や目標の共有

サイネージの活用場所

サイネージは利用する場所で特徴的な使われ方をしています。以下に具体例を紹介します。

大型商業施設

大型商業施設では、来館者に向けた情報提供やイベント告知にサイネージが利用されます。視覚的に訴求力の高いコンテンツを表示することで、来館者の利便性を高めると同時に購買意欲を促進します。

 

<活用例>

  • ・イベント・キャンペーンの告知
  • ・店舗情報やフロア案内
  • ・館内施設の多言語案内

店舗/飲食店

店舗や飲食店では、ブランドイメージの向上や商品の訴求に活用されています。動的なコンテンツにより、顧客の関心を引き、新商品やおすすめメニューを効果的に伝えることが可能です。

 

<活用例>

  • ・ブランドイメージやお店のコンセプトの発信
  • ・新商品やおすすめメニューの案内
  • ・商品やメニューの詳細紹介
  • ・食べ方や調理の動画解説

公共交通機関

公共交通機関では、乗客に必要な情報を迅速に提供するためにサイネージが活用されています。

 

<活用例>

  • ・広告コンテンツの配信
  • ・時刻表や運行情報の表示
  • ・バスや電車の接近情報の案内
  • ・遅延や事故のお知らせ

自治体/公共施設

自治体や公共施設では、訪問者に向けた案内表示やイベント情報の提供が行われます。

 

<活用例>

  • ・窓口や手続きの案内
  • ・多言語対応の情報提供
  • ・催事情報や自治体の取り組みの紹介

オフィス

オフィス内では、情報共有の効率化や訪問者への印象向上のためにサイネージが活用されています。

 

<活用例>

  • ・周知事項やスケジュールの共有
  • ・受付や商談スペースでの会社紹介
  • ・パソコンをもたない社員への情報伝達

医療機関/薬局

医療機関や薬局では、患者に向けた医療情報の提供に利用されています。

 

<活用例>

  • ・健康や予防に関する啓発動画の配信
  • ・薬の正しい使い方や注意事項の案内

サイネージの配信方法

サイネージに表示するコンテンツの配信方法には、大きく3つに分類されます。設置環境や運用ニーズに合った方法を選びましょう。

スタンドアロン型

USBメモリやSDカードに保存されたコンテンツを再生するシンプルな方式です。この方法ではサーバーと連携せず、サイネージ端末単体で動作します。

 

<特徴>

  • ・ネットワーク環境が不要で、手軽に運用可能
  • ・コンテンツの更新頻度が低い場合や、サイネージを1台だけ設置したい場合に最適

 

スタンドアロン型は、独立して動作する自律型のデジタルサイネージで、ネット接続が不要です。内蔵・外付のメディアプレーヤーを使用してコンテンツを再生し、オフラインでも単独で動作します。設置や運用が簡単でコスト効率に優れ、ネット利用が困難な環境でも有用です。

 

ただし、リモートでのコンテンツ管理や制御ができないため柔軟性には制約があります。スタンドアロン型は、小規模な展示会場や販売スポット等に適しています。

ネットワーク配信型

オンプレミス型

ネットワークを介して同一LAN上のサーバーからコンテンツを配信する方式です。

コンテンツの管理や配信をローカルのサーバーや制御装置で行うため独自のネット環境やデータ保護要件に対応しやすく、企業が自社のセキュリティポリシーに基づいて広告を実施する場合に最適です。

 

<特徴>

  • ・複数のサイネージを一括管理可能
  • ・インターネットに接続せず運用でき、セキュリティを重視する環境に適している

クラウド型

クラウド上のサーバーからインターネット経由でコンテンツを配信する方式です。

コンテンツの作成・編集、スケジュール管理などクラウドベースのプラットフォームで行うことで、複数のデジタルサイネージをリモートで一括変更・管理することができます。

 

<特徴>

  • ・複数のサイネージを一括管理可能
  • ・サーバーを設置する必要がなく、管理コストを削減可能

インタラクティブ型

タッチスクリーンやセンサー技術などを組み込むことで、視聴者がスタッフの代わりにコンテンツと相互に対話できるタイプで情報検索、案内、製品デモ、メニュー注文、アンケート回答など多彩な応用方法があります。

 

商業施設や展示会、博物館などで広く活用されています。

サイネージのシステム構成

サイネージは複数の要素が連携して機能します。ここでは、主要な構成要素をわかりやすく説明します。

ディスプレイ

コンテンツを表示するための最も基本的な装置です。単独設置のほか、タッチパネル対応や複数台で1画面を表示するマルチディスプレイ機能を備えたものがあります。

 

サイネージ用ディスプレイは通常のディスプレイよりも輝度が高く、設置場所や用途に応じて適切なものを選ぶ必要があります。

 

屋外では1500cd/m2以上、屋内でも400cd/m2以上の明るさが推奨されます。

STB(セットアップボックス)

ディスプレイに表示するコンテンツを制御・再生するための機器で、ディスプレイとHDMI接続されるのが一般的です。一部のディスプレイにはSTB機能が内蔵されており、省スペース化が可能です。

コンテンツマネジメントシステム

サイネージに表示するコンテンツを管理・更新するためのソフトウェアです。素材(画像、動画、テキスト)の表示順序や再生スケジュールを設定できます。

素材(コンテンツ)

サイネージで表示するデジタルコンテンツです。メーカーによっては、コンテンツを簡単に作成できるツールやテンプレートが提供されています。

コンテンツプロバイダー

ニュースや天気予報など、視聴者の関心を引きやすいコンテンツを提供する事業者です。サイネージに付加価値を与えることで、ユーザーの満足度を向上させることができます。

配信サーバー

サイネージ全体を一括管理するためのサーバーです。社内に設置する「オンプレミス型」とインターネット上のサーバーを利用する「クラウド型」の2種類があります。

通信回線

クラウド型のサイネージを運用するには、安定したインターネット回線が不可欠です。基本的には安定性と速度に優れた光回線の利用が推奨されますが、回線の敷設が困難な場所では、モバイル回線やWiFiを活用することで柔軟に対応できます。

サイネージを導入する際に留意すべき点

サイネージを効果的に活用するためには、いくつかのポイントを事前に検討することが重要です。

導入における初期費用(イニシャルコスト)

導入規模や機能、設置場所により異なりますが一般的にはディスプレイやハード/ソフトウェア、インストールや配線、コンテンツ作成、ライセンス取得、ネットワーク接続やインフラストラクチャ、サポート・保守契約にかかる費用が含まれます。

 

規模と機能が高いほど費用もかさむため初期費用の見積もり時には、目的と予算に合わせた検討が重要です。

日常における運用業務(ランニングコスト)

サイネージを運用するには、日々の管理作業やコンテンツの更新作業が必要です。そのため、運用スタッフが扱いやすいインターフェースを備えているか、更新作業にどの程度の手間がかかるかを事前に確認しておきましょう。

 

運用効率が悪いと、継続的な活用が難しくなる場合があります。

また、主に電力、コンテンツ更新、ネットワーク接続、メンテナンス・修理、サポート契約にかかる費用も必要です。適切なメンテナンスの予定とコンテンツ管理手順の確立が重要で、運用費用は予算に合わせて計画を立てましょう。

視線や動線を考慮した設置場所の選定

設置場所は、サイネージの効果を大きく左右します。人が自然と立ち止まる場所や視線が集まりやすい場所に設置することが理想的です。ただ単に空いているスペースに置くのではなく、ターゲットの目線や移動の流れをよく観察し、最適な位置を選ぶことが重要です。

 

サイネージの設置方法は設置場所や用途に応じて選択します。一般的な方法として以下のタイプがあります。

自立型(スタンドタイプ/イーゼルタイプ)

自由に移動が可能で、展示会などの一時的な設置にも適しています。

壁掛け型

壁に固定して設置するため、スペースを有効活用できます。狭い場所に適しています。

天吊り型

天井から吊り下げて設置する方法です。広いスペースのある場所に適しています。

埋め込み型

壁や家具に一体化させる設置方法で、デザイン性を重視する場合に最適です。

サイネージの通信回線にはDoRACOONがおすすめ

インターネット回線が必要なサイネージには、法人専用のデータ通信サービスであるDoRACOONがおすすめです。

4つの通信キャリアに対応

DoRACOONは、国内の主要4キャリアのLTE回線を利用可能なクラウドSIM技術を搭載しています。利用場所に応じて快適に通信できるキャリアに自動接続するため、電波状況を気にせず設置できます。

工事不要で即利用可能

モバイル回線を利用するため、固定回線を引く必要がなく、電源を入れるだけでインターネットに接続可能です。これにより、工事が難しい場所や一時的な設置場所でも柔軟に利用できます。

IPsec対応で安全な通信を実現

DoRACOONの端末「YT65」は、IPsecプロトコルに対応しています。これにより、通信内容を暗号化し、第三者による盗聴や改ざんを防止できます。

⇒DoRACOONの据え置き型新機種「YT65」開発秘話(前編)はこちら

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※記載している内容は、掲載日時点のものです

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