
携帯電話事業者との契約・開通作業をオンラインで完結できるeSIM。
本記事ではeSIM対応機種とeSIM対応キャリア、eSIMの使い方について解説します。
※本記事の情報は、2024年5月21日時点でのものです。
INDEX
- 1.eSIM対応端末一覧
- 1.1.iPhoneのeSIM対応機種
- 1.2.Google PixelのeSIM対応機種
- 1.3.SAMSUNG GalaxyのeSIM対応機種
- 1.4.Sony Xperia のeSIM対応機種
- 1.5.SHARP AQUOSのeSIM対応機種
- 1.6.OPPOのeSIM対応機種
- 1.7.XiaomiのeSIM対応機種
- 1.8.楽天/RakutenのeSIM対応機種
- 1.9.京セラのeSIM対応機種
- 1.10.ZTEのeSIM対応機種
- 1.11.MotorolaのeSIM対応機種
- 1.12.FCNT arrowsのeSIM対応機種
- 1.13.デュアルeSIM対応機種
- 1.14.eSIMカード対応機種
- 2.eSIM対応キャリア一覧
- 3.eSIMの使い方
- 3.1.普段使う回線をeSIMへ変更する
- 3.2.iPhoneでeSIMを利用する手順
- 3.3.海外へ渡航したときにプリペイドeSIMを使う
- 3.4.2つの携帯電話番号を使い分ける
- 3.5.音声通話とデータ通信プランの回線を別にする
- 3.6.eSIM端末が故障したとき
- 4.eSIMを利用する際の注意点
- 4.1.新機種に移行する際の手続き
- 4.2.eSIM対応キャリアの確認
eSIM対応端末一覧
メーカー別にeSIM対応機種の発売状況を見ていきましょう。
eSIMへスピーディーに対応したのは、iPhoneとGoogle Pixelであり、2019年に発売した機種から対応しています。
多くのメーカーが2022年ごろに発売した機種以降でeSIMに対応しており、直近に発売されたものであればほとんどがeSIM対応と思ってよいでしょう。
ただし、OPPO・Xiaomi・motorolaでは、直近2年以内に発売された機種の一部がeSIMに対応していません。これらのメーカーのスマホを使うときは、機種をよく確認するようにしてください。
iPhoneのeSIM対応機種
iPhoneでは、iPhoneXS以降の機種がeSIMに対応しています。
- ・iPhone15/ 15 Plus / 15 Pro / 15 Pro Max
- ・iPhone14/ 14 Plus / 14 Pro / 14 Pro Max
- ・iPhone13 / 13 Pro / 13 mini
- ・iPhone 12 Pro /12 Pro Max
- ・iPhone 12 / 12 mini
- ・iPhone 11 / 11 Pro / 11 Pro Max
- ・iPhone XR
- ・iPhone XS/ XS Max
- ・iPhone SE(第三世代)
- ・iPhone SE(第二世代)
上記のうちiPhone SE(第三世代)とiPhone13以降の機種は、2つのeSIMを同時に利用できる「デュアルeSIM」に対応しています。
Google PixelのeSIM対応機種
GoogleのPixelシリーズで、eSIMに対応している機種は次のとおりです。
- ・Pixel 8a
- ・Pixel 8 / 8 Pro
- ・Pixel Fold
- ・Pixel 7a
- ・Pixel 7 / 7 Pro
- ・Pixel 6a
- ・Pixel 6 / 6 Pro
- ・Pixel 5a (5G)
- ・Pixel 5
- ・Pixel 4a (5G)
- ・Pixel 4a
- ・Pixel 4 / 4 XL
グローバル向け製品ではPixel 3aから対応していますが、日本向け製品ではPixel 4以降からの対応です。
SAMSUNG GalaxyのeSIM対応機種
Galaxyでは、2022年9月以降に発売された機種すべてがeSIMに対応しています。
<Zシリーズ>
- ・Galaxy Z Flip4
- ・Galaxy Z Fold4
<Sシリーズ>
- ・Galaxy S24 /S24 Ultra
- ・Galaxy S23 FE
- ・Galaxy S23 / S23 Ultra
<Aシリーズ>
- ・Galaxy A55 5G
- ・Galaxy A54 5G
- ・Galaxy A23 5G
Sony Xperia のeSIM対応機種
Xperiaでは、2022年6月以降に発売されたすべての機種がeSIMに対応しています。
<1シリーズ>
- ・Xperia 1 Ⅴ / 1Ⅴ Gaming Edition
- ・Xperia 1 Ⅳ
<5シリーズ>
- ・Xperia 5 V
- ・Xperia 5 Ⅳ
<10シリーズ>
- ・Xperia 10 Ⅴ
- ・Xperia 10 Ⅳ
- ・Xperia 10 Ⅲ Lite
<Aceシリーズ>
- ・Xperia Ace Ⅲ
SHARP AQUOSのeSIM対応機種
シャープでは、2022年以降に発売されたすべての機種がeSIMに対応しています。
<AQUOS senseシリーズ>
- ・AQUOS sense8
- ・AQUOS sense7 plus
- ・AQUOS sense7
- ・AQUOS sense6s
- ・AQUOS sense6(ドコモ版に限りeSIM未対応)
- ・AQUOS sense4 lite
<AQUOS wishシリーズ>
- ・AQUOS wish4
- ・AQUOS wish3
- ・AQUOS wish2
- ・AQUOS wish
<AQUOS zeroシリーズ>
- ・AQUOS zero6
<AQUOS Rシリーズ>
- ・AQUOS R9
- ・AQUOS R8 /R8 Pro
- ・AQUOS R7
<その他>
- ・BASIO active2
- ・Leitz Phone 2
- ・シンプルスマホ6
- ・キッズケータイ SH-03M
- ・mamorino6
OPPOのeSIM対応機種
OPPOでは機種ごとにeSIM対応状況が異なっています。
<Renoシリーズ>
- ・Reno10 Pro 5G
- ・Reno9 A
- ・Reno7 A
- ・Reno5 A
<Aシリーズ>
- ・A79 5G
- ・A55s 5G
- ・A73
Renoシリーズでは、2021年6月以降に発売されたすべての機種がeSIMに対応していますが、以下の機種は対応していません。
- ・A77(2022年10月発売)
XiaomiのeSIM対応機種
<Xiaomiシリーズ>
- ・Xiaomi 13T Pro
- ・Xiaomi 12T Pro
<Redmiシリーズ>
- ・Redmi Note 13 Pro+ 5G
- ・Redmi 12 5G
- ・Redmi Note 11 Pro 5G
- ・Redmi Note 10T
Xiaomiでは、機種ごとにeSIM対応状況が異なっており、以下の一部の機種がeSIMに対応していません。
- ・Xaomi 14 Ultra(2023年10月発売)
- ・Redmi 12C(2023年4月発売)
楽天/RakutenのeSIM対応機種
<Handシリーズ>
- ・Hand 5G
- ・Hand
<BIGシリーズ>
- ・BIG s
- ・BIG
2022年2月発売のRakuten Hand 5G以降、楽天では新たな機種が発売されていません。
京セラのeSIM対応機種
2022年2月以降に発売された機種のうち、あんしんスマホ KY-51Bを除いたすべての機種がeSIM対応です。
<Android Oneシリーズ>
- ・Android One S10
- ・Android One S9
<その他>
- ・TORQUE G06 KYG03
- ・かんたんスマホ3
- ・かんたんスマホ2+
- ・かんたんスマホ2
- ・キッズケータイ KY-41
- ・DIGNO SANGA edition
京セラでは、個人向けスマートフォン事業から撤退する方針を公表しており、2025年3月までに端末の販売が終了する見込みです。
ZTEのeSIM対応機種
ZTEでは、2021年12月以降に発売された機種がすべてeSIMに対応しています。
<Liberoシリーズ>
- ・Libero Flip
- ・Libero 5G Ⅳ
- ・Libero 5G Ⅲ
- ・Libero 5G Ⅱ
<その他>
- ・あんしんファミリースマホ
- ・キッズフォン3
MotorolaのeSIM対応機種
<razrシリーズ>
- ・motorola razr 40 /40ultra
- ・razr 5G
<gシリーズ>
- ・moto g53j/y 5G
- ・moto g52j 5G Ⅱ
- ・moto g52j 5G
<edgeシリーズ>
- ・motorola edge 40 neo
- ・motorola edge 40
motorolaでは、機種ごとに対応状況が異なっており、以下の機種は、eSIMに対応していません。
- ・moto g13(2023年4月発売)
FCNT arrowsのeSIM対応機種
FCNTでは、arrowsWe以降の機種がeSIMに対応しています。
- ・arrows N
- ・arrows We
デュアルeSIM対応機種
ほとんどのeSIM対応端末では、SIMの構成が「物理SIM×1、eSIM×1」となっています。なかには、同時に2つのeSIM(回線)を利用できる、「eSIM×2」の構成をもつ端末があります。
デュアルeSIMに対応した端末は、iPhoneとGoogle Pixelの一部の機種です。
- ・iPhone:iPhone13、iPhone SE(第3世代)以降
- ・Goolge Pixel:Google Pixel 7/ 7 Pro以降
eSIMカード対応機種
eSIMに対応していない端末であっても、SIMカードスロットに「eSIMカード」を挿入することで、eSIM端末と同じように使えるものがあります。
国内のキャリアの中でeSIMカードを発行しているのは、SoftBankとワイモバイルです。
参考:eSIMカードについて教えてください-SoftBank
eSIM対応キャリア一覧
また、eSIMを利用するには、対応した端末のほかに、eSIM用の回線プランを提供してくれる携帯電話事業者との契約も必要です。
eSIMに対応しているキャリアは、次の表のとおりです。
(※1)自前で無線局を設置する業者
(※2)MNOから回線を借りてサービスを運営している業者
大手4キャリアと大手キャリアのサブブランド5つは、すべてeSIMに対応しています。
一方MVMOでeSIMに対応している業者は、とても少なく、契約数が3万以上あるMVNOは61社(※3)とあるとされていますが、eSIMに対応している業者はごく一部です。
MVNOは大手よりも安い通信プランが魅力のため、ぜひeSIM対応する業者が増えてほしいと思います。
(※3)参考:電気通信サービスの契約数及びシェアに関する四半期データの公表
(令和3年度第2四半期(9月末))【参考】MVNOサービスの区分別事業者数の推移 より
eSIMの使い方
次に利用場面ごとに、eSIMの使い方をみていきましょう。いずれのケースにおいても、eSIMに対応した端末をあらかじめ準備しておく必要があります。
普段使う回線をeSIMへ変更する
普段使う回線プランをeSIMへ変更する場合、手順は次のとおりです。
1.キャリアのWebサイトからeSIMプランを申し込む
2.本人確認手続きを行う
3.開通手続き作業を行う
4.物理SIMカードを取り外す
iPhoneでeSIMを利用する手順
1設定画面を開く
2モバイル通信をタップし、モバイル通信プランを追加する
3通信事業者から提供されたQRコードを読み取る
同じ携帯電話番号のまま他社から乗り換える場合は、申込み前に忘れずMNP番号を取得しておきましょう。
海外へ渡航したときにプリペイドeSIMを使う
海外でデータ通信用のプリペイドeSIMを利用する手順は、次のとおりです。
1.プリペイドeSIM業者のアプリをスマートフォンにダウンロードする
2.アプリを起動し、プランを契約する
3.スマートフォンの設定を行う
App StoreやGoogle Play Storeで「eSIM」と検索すると、プリペイドeSIM業者を探せます。
現地に入国してからも手続きは可能ですが、WiFi環境を確保する必要がある点に注意してください。
eSIMであれば、モバイルルーターのように荷物が増えることはなく、SIMカードの入れ替え作業も必要ありません。
2つの携帯電話番号を使い分ける
2種類の電話番号を用途別に使い分けたい場合、手順は次のとおりです。
1.2つ目の電話番号付SIMを契約する
2.開通作業を行う
3.スマートフォンの設定を行う
デュアルSIM機能を活用すれば、1台の端末で電話番号を2つ同時に利用でき、ビジネス用、プライベート用端末を2台持ち歩く必要がありません。
音声通話とデータ通信プランの回線を別にする
デュアルSIMを活用すれば、音声通話に使う回線とデータ通信に使う回線を分けることが可能です。
コストを抑えたい場合に使える手段です。
用途ごとに回線を分ける場合、次の手順を実行してください。
1.音声通話の回線とデータ通信の回線を契約し、開通作業を行う
2.スマートフォンの設定画面で、データ通信プランに使う回線を指定する
eSIM端末が故障したとき
eSIMを設定した端末が故障し、別の端末で同じ携帯番号を使いたい場合に新しく利用する端末でeSIMのインストールが必要です。
契約したキャリアのWebサイトへログインし、eSIMの再発行(機種変更)手続きを行いましょう。
使用されていた端末が戻ってきたら、eSIMの再発行手続きを再び行い、元の端末にeSIMを設定すると使用できるようになります。
eSIMを利用する際の注意点
eSIMを利用する場合、次の点に注意しましょう。
新機種に移行する際の手続き

新しい端末に移行する際は、以下の点に注意してください。
- ・再発行が必要
- ・受付時間に注意
- ・本人確認の必要性
新しい端末に移行する際は、eSIMプロファイルの再発行手続きが必要です。再発行手続きには受付時間があるため、その時間内に手続きを完了させる必要があります。
一部のキャリアでは再発行手続き時に本人確認が必要であり、即日発行できない場合があります。時間に余裕をもって手続きを行いましょう。
eSIM対応キャリアの確認
大手キャリアはeSIMに対応していますが、格安スマホの業者は対応していないことが多いです。eSIMに対応していたとしても、特定のプランのみ対応している場合があります。
利用予定のキャリアや通信プランがeSIMに対応していることを、事前に確認する必要があります。
まとめ
eSIMに対応した機種および対応するキャリアは増えており、メーカーやキャリアを自由に選べるようになっています。 機種変更やキャリアの変更を検討している方は、SIMカードではなく、手続きがすぐ終わるeSIMがおすすめします。
※記載している内容は、掲載日時点のものです


