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個人向けにも法人向けにも役立つポータブル電源!種類と選び方完全ガイド

2024-11-27

ポータブル電源は、アウトドアや災害時など、電源確保が難しい場所で役立つ持ち運び可能な電源装置です。幅広い機器に対応でき、車中泊やキャンプ、屋外作業や企業のBCP対策までさまざまなシーンで活用できます。

 

本記事では、ポータブル電源の特徴や用途、選び方を詳しく解説します。

ポータブル電源とは

ポータブル電源は、持ち運び可能な電源装置で、電力供給が難しい場所でも使える便利なアイテムです。

 

近年ガジェットが好きなYouTuberやキャンプブーム、防災意識の向上などから予備電源の確保として法人以外にも個人での購入も増えてきました。多様な機器に対応する出力端子が備わっており、幅広いシーンで活用できます。

一部のモデルはソーラーパネルと接続し、太陽光発電による充電も可能です。

モバイルバッテリーとの違い

ポータブル電源とモバイルバッテリーの主な違いは、用途の広さと容量にあります。

 

 

項目 ポータブル電源 モバイルバッテリー
電力容量 数百Wh~数千Wh

数十Wh程度

(数千mAh~数万mAh)

出力端子の種類

ACコンセント

USB

DC出力

シガーソケット

USB

Lightning

主な用途

キャンプ

屋外作業

非常時の電源確保

スマートフォンや
タブレットなどの充電
携帯性

(大きめで重い)

(軽量・コンパクト)

 

ポータブル電源は、大容量バッテリーとACコンセントやDC出力を備えているため、スマートフォンやタブレットの充電はもちろん、ノートパソコンやレンジや湯沸かし機など小型家電、ドライバー等の電動工具、さまざまな機器を使用することができます。

 

一方、モバイルバッテリーは軽量かつコンパクトで、主にスマートフォンやタブレットなどの小型機器の充電を目的としています。容量は少なめで、通常USB端子を通して出力されるため、大型機器の電力供給には適しません。

UPS(無停電電源装置)との違い

ポータブル電源とUPS(無停電電源装置)は、使用目的や機能が異なります。

 

項目 ポータブル電源 UPS
主な用途

キャンプ

屋外作業

災害時の電源供給

停電時にサーバーを
安全にシャットダウン

電圧変動からの機器保護

動作時間 数時間~数十時間 数分~数十分
携帯性 持ち運び可能

持ち運び不可

(常にAC電源に接続されている)

 

ポータブル電源は長時間の電力供給が可能で持ち運びができる携帯性も備えており、災害時に電源の取れない場所での作業に便利です。

 

一方、UPSの主な役割は、突然の停電が発生した際、重要なサーバーやコンピュータを安全にシャットダウンするための数分~数十分の電力を供給することです。UPSは常にAC電源に接続されているため、持ち運びには向いていません。

 

一部のポータブル電源にはUPS機能が備わっており、バックアップ電源としても利用できますが、UPS専用機に比べると、電圧調整や瞬時の切り替え機能は簡易的です。安定した電力が重要な機器には、UPSのほうが適しています。

ポータブル電源の種類

ポータブル電源は、バッテリー容量によって次の4つのタイプに分けられます。

小型軽量モデル (~499Wh)

500Wh未満のモデルは、日常での電源確保、モバイル端末の充電に適しています。容量が少ないため使用時間は短めですが、軽量で持ち運びしやすいのが特徴です。

 

  • 価格帯:約2万円~約5万円

中容量モデル (500~999Wh)

500Wh~999Whのモデルは、アウトドアや車中泊、災害時での電源として活躍します。必要十分な容量で、幅広いシーンでの使用に適しています。

 

  • 価格帯:約7万~約12万円

大容量モデル (1000~1999Wh)

1,000Whクラスの大容量モデルは、1000W以上の高出力対応が多く、複数の小型家電を同時に稼働させることも可能です。特に、冬の災害時などにも安心して使えます。

 

  • 価格帯:約13万円~約17万円

超大容量モデル (2000Wh~)

2,000Wh以上の超大容量モデルは、電力消費の大きい電化製品も長時間稼働させることが可能です。電力に余裕があるため、業務用や長期の非常用電源としても適しています。

 

  • 価格帯:約24万円~

ポータブル電源の活用シーン

ポータブル電源は、さまざまな場面で活躍します。ここでは、個人向けと企業向けに分けて活用方法をご紹介します。

個人向け

アウトドア・キャンプ・車中泊

 

電源がない場所でもスマートフォンやランタンを充電でき、夏場には扇風機、冬場には小型ストーブや電気毛布なども使えるため、アウトドア活動がより快適になります。

災害時の非常用電源

停電時にスマートフォンやテレビの電源として活用でき、情報収集に役立ちます。大容量タイプなら、小型電子レンジや冷蔵庫なども稼働させることが可能です。

屋外での日常利用

電源がとれない場所で電動工具を使用したり、リモートワークを行う際の電源としても便利です。

電気代の節約

ポータブル電源とソーラーパネルをセットで使用して工事なしで太陽光発電が利用できます。太陽光で発電した電力を一部家電に使うことで電気代の節約になります。

企業向け

BCP対策の強化

ポータブル電源は手軽に導入でき、停電時に短時間の電力供給が可能です。ソーラーパネルを組み合わせれば発電もでき、災害時の事業継続に役立ちます。大規模な自家発電機が不要な小規模事業所に最適です。

携帯型ガソリン発電機の代替

電源のない現場での電気工具使用にも適してます。ガソリン発電機と違い、騒音や排ガスがないため、安全で快適に利用できます。

キッチンカーでの給電

自前で電源準備が必要なキッチンカーなどの業態に向いています。メンテナンスやガソリン購入の手間がかからず、静音性が高いため、接客時の会話もスムーズです。

ポータブル電源の選び方

ポータブル電源を選ぶ際には、以下の3つのポイントに注目しましょう。

容量(Wh)

バッテリー容量は、使用する機器の稼働時間に影響します。使用する機器や稼働時間に応じて、十分な容量をもつモデルを選ぶことが重要です。

定格出力(W)

電子レンジやドライヤーなどの高出力の電化製品を使用する場合、ポータブル電源の定格出力が接続する機器の最大消費電力を上回っている必要があります。

 

たとえば、消費電力600Wのヒーターを使用する場合、ポータブル電源の定格出力が600W以上でないと利用できません。

ポートの種類と数

使用する機器に合わせて、ポートの種類や個数を確認しましょう。

ACポート(交流電源)

一般的なコンセントの形状で、家電を使用する際に使われます。

DCポート(直流電源)

車載用の電化製品に多く採用されています。

<DCポートの主な種類>

  • ・DC5521
  • ・DC5525
  • ・DC7955/DC7909
  • ・シガーソケット

USB-Type A

長方形で裏表がある従来のUSB端子で、スマートフォンやタブレットの充電に対応しています。

USB-Type C

楕円形で裏表がない最新のUSB端子で、急速充電に対応するものも多く、さまざまな端末に対応しています。

入力

ポータブル電源自体の充電用ポートです。AC入力(コンセント充電)やDC入力(DCポート充電)があります。

出力

機器へ電気を供給するためのポートです。ポートごとに出力容量が記載されていますので、使用する機器に適した出力があることを確認しましょう。

ポータブル電源の適切な容量の算出方法

 

ポータブル電源にはさまざまな容量があり、どの容量が自分にとって適切かを判断するのは難しいものです。容量の計算方法を2つのパターンで解説します。

パターン1.ポータブル電源の容量から稼働時間を調べる

ポータブル電源の容量から、使用したい機器がどのくらいの時間動作するかを確認する方法です。

 

  • ・計算式:使用可能時間(h)=容量(Wh)×0.8÷使用機器の消費電力(W)

 

※0.8を掛けるのは、エネルギーのロスが約20%発生するためです

 

  • ・(例)容量が800Whのポータブル電源を使用し、消費電力45Wのノートパソコンの稼働させる場合:800Wh×0.8÷45W=14.2時間

 

複数の機器を使用する場合は、それぞれの機器の消費電力を合計して計算します。

パターン2.必要な稼働時間から適切な容量を調べる

「この機器を◯時間使いたい」といった目的がある場合、必要な容量を求める方法です。

 

  • ・計算式:容量(Wh)=使用機器の消費電力(W)×使用したい時間(h)÷0.8

 

  • ・(例)消費電力45Wのノートパソコンを10時間使用したい場合:45W×10時間÷0.8=450W

 

この場合、450W以上のポータブル電源を選ぶのが適切です。

 

計算を行う前に、使用する機器をリストアップし、それぞれの消費電力を型番などで確認しておきましょう。複数の機器を使用する場合は、各機器の消費電力を合計して算出します。

まとめ

ポータブル電源は、個人のアウトドアから企業のBCP対策まで、幅広い場面で活用できる便利なアイテムです。企業向けには、DoRACOONの「U3B_DOR04」など、非常用の給電とWiFi環境を同時に提供する端末もおすすめです。災害時の備えとして通信とモバイル端末用の電源を一体で確保できるので、安心して事業継続に役立てられます。

※記載している内容は、掲載日時点のものです

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