DoRACOON NTTMEDIAS

企業の課題

企業の
課題

山岳でもストレスなしの通信環境を!山間部をカバーしているキャリアと対策を解説

2024-3-7

山間部や僻地では、携帯電話の電波が弱かったり届きにくかったりすると、現在のキャリアから別のキャリアへの乗り換えを検討する方も多いでしょう。

 

本記事では、山間部や僻地において広範囲にカバーしているキャリアを紹介して安定的に電波を取得するための方法について解説します。

 

山間部におけるキャリア比較

ここでは、大手3大キャリアが提供している登山道エリアマップを例に、利用エリアを検証します。

 

参考にした3キャリアの登山道マップのURLは以下のとおりです。

 

NTTドコモ:「携帯電話をご利用になれる登山道」

au:「携帯電話がご利用いただける登山道」

ソフトバンク:「登山道マップ」

 

 

槍ヶ岳

槍ヶ岳の登山道では、NTTドコモが広く利用エリアが対応しています。

しかし、槍平小屋までのルートはSoftbank回線が対応しています。

 

NTTドコモ:https://www.docomo.ne.jp/area/mountains/individual/?id=yarigatake

au:https://www.au.com/mobile/area/4glte/800mhz/mountain/trail/?trail=yarigatake

Softbank:https://www.softbank.jp/mobile/network/area/mountains/#/yarigatakehotakadake/5

八ヶ岳

八ヶ岳ではNTTドコモとauが利用できるエリアが広く、ほぼ同じエリア展開となっています。

 

NTTドコモ:https://www.docomo.ne.jp/area/mountains/individual/?id=yatsugatake_amidadake

au:https://www.au.com/mobile/area/4glte/800mhz/mountain/trail/?trail=yatsugatake_amidadake

Softbank:https://www.softbank.jp/mobile/network/area/mountains/#/yatsugatake/3/

鳥海山

鳥海山は、auがカバーエリアも広く対応しています。

 

NTTドコモ:https://www.docomo.ne.jp/area/mountains/individual/?id=chokaisan

au:https://www.au.com/mobile/area/4glte/800mhz/mountain/trail/?trail=chokaisan

Softbank:https://www.softbank.jp/mobile/network/area/mountains/#/chokaisan/2/

岩木山

岩木山で最も利用エリアが広いキャリアはauです。

 

NTTドコモ:https://www.docomo.ne.jp/area/mountains/individual/?id=iwakisan

Au:https://www.au.com/mobile/area/4glte/800mhz/mountain/trail/?trail=iwakisan

Softbank:https://www.softbank.jp/mobile/network/area/mountains/#/iwakisan/2/

 

※詳細は各サイトを参照ください。

結論:複数キャリアに対応しているほうが安心

山間部において利用エリアが広いキャリアはNTTドコモとauの2社で、ソフトバンクがこれに追随しています。

ネットを利用したい時は1キャリアあれば問題はありませんが、1キャリアに限定せず、圏外エリアを減らして複数キャリアに対応していたほうが安心です。

 

そのためには登山ルートによって特定のキャリアだけがつながる場所もあるため、3大キャリアに対応しているとより安心です。

複数のキャリアに対応する方法

複数のキャリアに対応するための方法を2つ紹介します。

方法1.デュアルSIM対応スマートフォンを利用する

1つ目の方法は、デュアルSIM対応スマートフォンを使用する方法です。

デュアルSIMとは、1台のスマートフォンに2枚のSIMカードを挿入し、その2つのSIMを同時に利用できる機能のことです。

 

デュアルSIM機能があるスマートフォンでは、複数の通信事業者を同時に利用でき、発信する電話やデータ通信においてどのSIMカードを使用するかを設定できます。

データ通信に関しては、電波の強さに基づいて自動的にSIMカードを切り替える設定も可能です。

 

この設定を行っておくことで、副回線の電波が強い場所では、モバイル自動的にデータ通信の回線が切り替わります。

デュアルSIMを利用する際のSIMの組み合わせは、以下の2種類があります。

どちらの組み合わせも、2つのキャリアを利用してデータ通信できる点は共通です。

電話可能なエリアを広げたい場合は、音声通話SIMを2枚組み合わせるとよいでしょう。

ランニングコストの面では、通常はデータ通信SIMを組み合わせる方が経済的です。

方法2.クラウドSIM対応ルーターを利用する

2つ目の方法は、クラウドSIM対応ルーターを利用する方法です。

クラウドSIM対応ルーターは、物理的なSIMカードを持たず、通信機能がクラウド上から仮想的に提供されるデバイスです。

 

場所に応じて快適に通信できる回線が自動的に選択され、国内では3つのキャリア回線に対応できます。

スマートフォンは無線LAN(WiFi)を介してルーターに接続し、そのルーターを通じてインターネットに接続します。

複数キャリアを利用するには「クラウドSIM対応ルーター」がおすすめ

複数キャリアを利用する手段の中で、特におすすめなのは「クラウドSIM対応ルーター」を利用する方法です。

1台で3大キャリアに対応

デュアルSIM対応スマートフォンでは2キャリアまでしかサポートされませんが、クラウドSIM対応ルーターを使用すると、標準で3つのキャリアに対応できます。

これにより、広範囲でのデータ通信が可能で、圏外エリアを減らすことができます。

 

複雑な設定が不要

デュアルSIMを利用する場合、スマートフォンの設定が必要であり、一定の知識が必要です。

一方で、クラウドSIM対応ルーターは簡単なWiFi設定だけでインターネットに接続できます。

 

煩雑な設定作業が不要なため、手軽に利用できます。

管理が簡単

スマートフォンをデュアル化させる場合、各キャリアで異なるデータ量のSIMを契約する必要があります。

しかし、どのキャリアでどれだけデータを使用するかは場所や電波状況によって異なり、最適なプランを見つけるのが難しいことがあります。

 

一方で、クラウドSIM対応ルーターは3つのキャリアの累計データ量だけを管理するため、各キャリアのデータ量を考える手間が省け、簡単に管理できます。

 

クラウドSIMはDoRACOON

複数キャリアに対応する際に注意すべきこと

緊急通報は携帯電話番号を利用する電話からしか利用できない

 

スマートフォンによる110番や119番などの緊急通報は、携帯電話番号を使った電話からしか利用できません。

インターネット経由で通話できるアプリを利用して固定電話番号へ発信できる場合もありますが、これらを利用しても緊急通報は利用できないのです。

そのため、副回線に別キャリアの音声通話SIMを利用する場合は、緊急通報が可能なエリアが拡大し、安心感が得られます。

一方で、モバイルルーターやデータ通信専用SIMを利用する場合は、電話機能は主回線でしか利用できないことに留意が必要です。

緊急通報の選択肢

怪我や災害に見舞われた時などで緊急事態の場合、携帯電話番号が圏外だと110番や119番などの緊急通報は繋がりません。

 

しかし、データ通信を利用できる状況であれば、工夫することで緊急通報が行なえます。

Skype(スカイプ)の有料プランを利用し、最寄りの警察署宛に連絡する

コミュニケーションアプリSkype(スカイプ)の有料プランに加入することで、固定電話への発信が可能になります。

これにより、最寄りの警察署などに通報できます。

 

しかし、有料プランへの登録には身分証明書の写真の送付が必要であり、緊急時に登録を行うことは難しいため、事前に有料プランへの登録を検討しておく必要があります。

法人でクラウドSIM対応ルーターをお探しならDoRACOONがおすすめ

複数キャリアを利用する手段の中で、「クラウドSIM対応ルーター」を利用する方法をおすすめしましたが、そのなかでも法人向けのクラウドSIM対応ルーターを検討される場合、DoRACOONがおすすめです。

以下に、その特長をまとめました。

休止プランでコストを抑えられる

DoRACOONには利用容量に合わせた多様なプランのほかに休止プラン(税込550円/月)もあるため、利用しない間はコストを抑えることができます。

特に、利用時期が決まっている業種の方にとって便利なプランです。

速度制限がかかっても翌日に制限が解除される

プレミアムプランの場合、データ利用量は1日単位で設定されており、基準を超えて速度制限がかかった場合でも、翌日には速度制限が解除されます。月末まで速度制限がかかったままになる心配がなく、利便性が高いです。データ量を追加する必要がなく、管理者の手を煩わせないため、スムーズな運用が可能です。

NTT西日本のグループ会社が運営するから安心

DoRACOONはNTTメディアサプライ社が運営しています。

NTT西日本グループが運営しているため安心感があり、法人にとって信頼性の高い通信サービスといえます。

※記載している内容は、掲載日時点のものです

ページ上部へ戻る