モバイルWiFiと光回線(固定回線)のどちらを契約すべきか迷っていませんか。
モバイルWiFiは持ち運び可能で利便性に優れていますが、速度やデータ容量に制限があり、一方で、光回線は自宅でしか利用できませんが高速で使い放題の通信が可能です。
本記事では、これからインターネット回線を契約される方向けに、モバイルWiFiと光回線の違いをまとめ、比較しました。
本記事を読むことで、モバイルWiFiと光回線のどちらがご自分に適しているのかがわかります。
INDEX
- 1.モバイルWiFiと光回線(固定回線)の特徴
- 1.1.モバイルWiFiとは
- 1.2.光回線(固定回線)とは
- 2.モバイルWiFiと光回線(固定回線)の違い
- 2.1.安定性
- 2.2.回線速度
- 2.3.インターネットの反応速度(Ping値)
- 2.4.同時接続台数
- 2.5.工事の必要性
- 2.6.持ち運びできるかどうか
- 2.7.データ量の上限
- 3.モバイルWiFiと光回線(固定回線)はどちらがいい?
- 3.1.モバイルWiFiがおすすめの人
- 3.2.光回線(固定回線)がおすすめの人
- 4.モバイルWiFiと光回線(固定回線)以外の選択肢
- 4.1.ホームルーター
- 4.2.テザリング
- 5.モバイルWiFiと光回線(固定回線)の選び方
- 5.1.モバイルWiFiの選び方
- 5.2.速度制限の条件
- 5.3.契約期間と違約金
- 5.4.端末が買い取りかレンタルか
- 5.5.端末代の分割払い回数
- 5.6.光回線の選び方
- 5.7.契約期間と違約金
- 5.8.工事費の支払い回数
- 5.9.キャンペーン
- 5.10.スマホ料金とセット利用した時の割引
- 6.モバイルWiFiと光回線(固定回線)の違いまとめ
- 7.モバイルWiFiならDoRACOONがオススメ
モバイルWiFiと光回線(固定回線)の特徴
まず、モバイルWiFiと光回線の特徴についてみていきましょう。
モバイルWiFiとは
モバイルWiFiとは、スマートフォンのように持ち運べてどこでもインターネットが使えるルーターのことです。
電源を入れるだけでインターネットにつながる便利さはありますが、一方でバッテリーがなくなると使えなくなるため余裕をもった充電管理が求められます。
基本的にはどこでもインターネットを使えますが、一部電波の届かない場所や、一定のデータ量を超えると速度制限される場合があります。
光回線(固定回線)とは
光回線とは、光ファイバーケーブルを利用したインターネット回線です。
利用場所に物理的なケーブルを引き込む必要があるため、利用は屋内に限定されますが、通信速度は非常に高速で安定しています。回線の引き込み工事が必要なため、利用開始までには時間がかかります。
モバイルWiFiと光回線(固定回線)の違い
モバイルWiFiと光回線の違いをまとめると、以下のとおりです。
上記7つの項目ごとに、詳しく解説します。
安定性
通信回線の安定性においては、モバイル回線よりも光回線のほうが優れています。
モバイルWiFiは無線基地局からの電波を利用する仕組みのため、建物などの障害物の影響を受けやすく、利用場所によっては電波が弱く、速度が出にくい場合があります。
一方、光回線は物理的なケーブルを利用場所まで直接引き込むため、安定した通信が可能です。
回線速度
回線速度においては、モバイルWiFiよりも光回線のほうが高速です。
※2024年1月19日付けでのみんそくによる各回線タイプの平均値を記載しております。
モバイルWiFiの速度は光回線より遅いものの、一般的なWeb閲覧であれば問題なく利用できます。
ただ、モバイルWiFiは上りの速度が遅いという特徴があります。
画像や動画など容量の大きなファイルをアップロードすることがある方は、光回線のほうが向いているでしょう。
インターネットの反応速度(Ping値)
Ping値とは、端末の操作を起点として、インターネット側のサーバーから応答が返ってくるまでの待機時間のことです。
値が小さいほど反応がよく、快適にさくさくとインターネットを利用できます。
モバイルWiFiと光回線のPing値の違いは、次の表のとおりです。
快適にインターネットを利用できるPing値の目安は50ミリ秒以下とされています。光回線のほうがモバイルWiFiよりも快適に利用できるといえるでしょう。
同時接続台数
同時接続台数とは、回線を同時に利用できる端末の台数のことです。
光回線で利用される無線ルーター(WiFiルーター)の同時接続数は、モバイルWiFiで利用される端末の同時接続数よりも多い傾向があります。
例をあげて比較してみましょう。
(※1) 参考:端末詳細 | DoRACOON(ドゥラクーン)MR1 DOR03
(※2) 参考:レンタル機器仕様 | フレッツ 光ネクスト ギガファミリー・スマートタイプ(戸建て向け)
光回線は最大32台の同時接続に対応しており、家庭やオフィス等での多人数での利用に向いています。
一方、モバイルWiFiは最大10台となっており、少人数での利用に適しています。
工事の必要性
光回線を利用するには、自宅へ光ファイバーケーブルを引き込むための工事が必要です。
申し込みから工事までは1ヶ月程度(※)かかるため、余裕をもって申し込む必要があります。
また光回線が導入されていない賃貸物件の場合、大家さんや管理会社へ光回線工事の許可を取る必要があります。
一方、モバイルWiFiはインターネット回線に無線を利用するため、通信機器があれば引き込み工事は不要です。端末が届いたらすぐに利用できるため、スピーディーに利用を開始できます。
(※)工事内容や申し込み時期によって、工事までの期間は異なります
持ち運びできるかどうか
モバイルWiFiは端末にバッテリーが内蔵されており、持ち運びが可能です。
移動中や野外など、自宅以外でも利用できます。
一方光回線は物理的なケーブルを必要とするため、持ち運びができません。
光回線を利用される方が外出先で通信する場合は、モバイルWiFiを別途契約する、またはスマートフォンのテザリング機能を利用する方法等が考えられます。
データ量の上限
モバイルWiFiの料金プランの多くは、データ量の上限が定められています。
上限を超えて使用した場合は通信速度に制限がかけられ、リセットされるまで通常の速度に戻りません。
モバイルWiFiの料金プランの多くは、データ量の上限が定められています。
上限を超えて使用した場合は通信速度に制限がかけられ、リセットされるまで通常の速度に戻りません。
一方、光回線は使用するデータ量に制限がなく、使い放題です。
高画質の動画視聴やオンラインゲームなど大量のデータ通信をされる方は、データ量を気にせず利用できる光回線がおすすめです。
モバイルWiFiと光回線(固定回線)はどちらがいい?
それぞれの回線ごとにおすすめの人の特徴を解説します。
モバイルWiFiがおすすめの人
モバイルWiFiは以下のような方におすすめです。
・外出先メインで利用する
・一人で利用する
・Web閲覧メイン
・回線の引き込み工事を行えない環境である
外出先メインで利用されたい方は、持ち運びできるモバイルWiFiがおすすめです。
回線の機能的に、一人で利用し、Webサイトの閲覧をメインに利用される方に適しています。
また工事が不要のため、回線工事不可の賃貸物件にお住まいの方にもおすすめです。
光回線(固定回線)がおすすめの人
光回線は以下のような方におすすめです。
・自宅や会社でのみの利用がメイン
・動画をよく見る
・仕事でファイルをアップロードする作業が多い
・通信速度にこだわりたい
・データ容量を気にせず使いたい
インターネットの利用が自宅メインであれば、高速で安定している光回線がおすすめです。
大容量の通信が可能なため、動画視聴が多い場合や、仕事でファイルを大量にアップロードする場合に、使いやすい回線といえます。
モバイルWiFiと光回線(固定回線)以外の選択肢
ここまでモバイルWiFiと光回線について解説しましたが、この2つ以外にもインターネットに接続する方法があります。
それは、ホームルーターとテザリングです。
あなたがどれだけモビリティを必要とするか、あるいは高速で安定した回線がどれだけ必要かに応じて、最適な選択肢は変わってきます。
モバイルWiFiと光回線、ホームルーター、テザリングの特性を理解し、自分のニーズにあった選択をすることが重要です。
ホームルーター
ホームルーターとは、モバイル回線を受信できる機能がある、据え置き型の無線LANルーター(WiFiルーター)です。
コンセントに差し込むのみのためモバイルWiFiと同様に、引き込み工事は必要ありません。
モバイルWiFiとは異なり持ち運びはできませんが、筐体のサイズが大きい分高性能で、モバイルWiFiよりも高速な通信が利用できます。
ホームルーターは、自宅メインで利用されたい方のうち、大家さん等の許可を得られず光回線工事ができない環境の方におすすめです。
テザリング
テザリングとは、スマートフォンが接続しているモバイル回線を他のデバイスと共有できる機能です。
現在契約しているスマートフォンの料金プランがテザリング対応であれば、すぐに利用できます。
ただしテザリングはスマートフォンのデータ通信量を消費するため、契約範囲内での利用が必要です。
スマホ料金プランのデータ通信量に余裕がある場合には有効な手段といえます。
モバイルWiFiと光回線(固定回線)の選び方
モバイルWiFiと光回線を選ぶときのポイントについて解説します。
モバイルWiFiの選び方
モバイルWiFiを選ぶポイントは、以下の4つです。
・速度制限の条件
・契約期間と解約金
・端末が買い取りかレンタルか
・端末代の分割払い回数
速度制限の条件
利用できるデータ量と、その条件を確認してください。
速度制限の条件は、「1日◯GB」「3日間の累計◯GB」「1ヶ月◯GB」「プラスエリアモード利用時は1ヶ月◯GB」などのパターンがあります。
利用状況で速度制限を受ける可能性がないか、チェックしましょう。
契約期間と違約金
契約期間がある料金プランの場合は、更新月以外に解約すると解約金がかかります。
短期間で解約される方は、契約期間なしで解約金0円の料金プランを提供している業者がおすすめです。
端末が買い取りかレンタルか
端末の提供方法は、買い取りとレンタルの2パターンあります。
レンタルは端末代を全額負担する必要がないため、短期での利用におすすめですが、解約時に端末を返却する必要があります。
送料や返却手数料を負担することがあるため、契約前によく確認しましょう。
端末代の分割払い回数
端末を買い取る場合、一括購入と分割購入の2パターンがあります。
分割払いで購入される場合は、総支払回数を確認しましょう。
分割払い期間中に解約すると残りの分を一括で支払う必要があるので、支払い期間と利用期間をできるだけ一致させるほうがよいでしょう。
光回線の選び方
光回線を選ぶうえで重視すべき項目は、以下の4つです。
・契約期間と違約金
・工事費の支払回数
・キャンペーン
・スマホ料金とセット利用した時の割引
契約期間と違約金
契約期間と、契約期間内に解約したときにかかる違約金を確認しましょう。
契約期間なし・違約金0円の光回線もありますので、短期利用の方はそちらをおすすめします。
工事費の支払い回数
工事費を分割払いで支払う場合は、総支払回数を確認しましょう。
期間中に解約すると、残りの工事費を一括で支払う必要があります。短期で解約される方は、違約金に加えて工事費残債を支払う可能性がある点に注意してください。
キャンペーン
光回線を提供する業者では、お得なキャンペーンが開催されています。
キャンペーンの内容をチェックして、最適なものを選びましょう。
スマホ料金とセット利用した時の割引
一部の光回線は、スマホとセットで利用することで、スマホの料金プランから割引を受けられます。大手携帯キャリアと契約している場合は、同じ系列の光回線を選ぶとお得です。
モバイルWiFiと光回線(固定回線)の違いまとめ
モバイルWiFiと光回線の違いをまとめると、次のとおりです。
【モバイルWiFi】
・持ち運びでき外出先での利用に適している
・工事不要で開通までの期間が短い
・使用データ量に上限がある
・上限を超過すれば速度が制限される
【光回線】
・持ち運びできず屋内での利用に限定される
・工事が必要で開通まで時間がかかる
・使用データ量に制限がなく使い放題
・高速で安定している
また上記2つ以外には、ホームルーターやテザリングという選択肢もあります。
ご自分のインターネットの利用目的や求める機能に応じて、最適なものを選択しましょう。
モバイルWiFiならDoRACOONがオススメ
法人向けでモバイルWiFiをお探しの方は、DoRACOONがおすすめです。
DoRACOONとは、NTTメディアサプライ社が提供するクラウドSIMテクノロジーを利用したモバイル通信サービスです。企業のニーズに合わせた WiFiルーターをご提供しています。届いたその日から簡単にインターネット接続ができ、マルチキャリアに対応しています。
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※記載している内容は、掲載日時点のものです
2023-9-20
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